新刊紹介

奄美の濃密な世界を書き続ける作家、出水沢藍子の大島紬短編集。

出水沢藍子 著

1500円+税

ISBN978-4-902212-76-1

 

 女は面倒を当たり前と思う性なのか?機を織り、糸を操り、泥染めに生きる。明るく強く、どこか哀しい…愛を紡ぐ女たち。

昭和2、30年代、紬の全盛期の奄美に生まれ育った著者が描く、大島紬にまつわる5つの物語。

投稿は元気の源!今年90歳を迎えるエッセイスト、堂々の刊行。

特養の窓から

平城エミ 著

1500円+税

ISBN978-4-902212-69-3

 

 お茶の間エッセイコンテストに入賞した作品をはじめ、南日本新聞社の歌壇及び俳壇に掲載された作品を収録。表紙絵及び挿絵はすべて著者自身の作品である。

この子はなぜ自分たちの元に生まれてきたのだろうか。ダウン症の子を持つ親として、数学教師として、ふかしぎに迫る。

ふかしぎ

ーダウン症の子と暮らしながらー

田中 耕一郎 著

1500円+税 上製本

ISBN978-4-902212-68-6

 

ふかしぎも、なぜ世の中には競争が必要なんだろうかと時々考えることがある。競争がなければ人は次へは向かわないからだというような考え方があるが、それは何かをしたいという目標への深い思いがないからではないかな、と考えたりもする。

教員生活40年、つらい時にはいつも両親の顔が浮かんだ…。愛と勇気にあふれる、伊津子先生のエッセイ集!

ローカル線の教師

田代伊津子 著

1500円+税 上製本

ISBN978-4-902212-65-5

 

教師として、女性管理職として、そして妻として、泣き笑いの日々だった。

志布志『志』エッセイコンテスト 大賞受賞作品「母の手ぬぐい」を含む、50点を超えるエッセイの数々は、田代伊津子そのものである。

エッセイの達人は生活の達人!ささやかな出来事こそ、家族の宝もの。

かたぐるま

廣尾小夜子 著

1000円+税

ISBN978-4-902212-66-2

 

長女誕生後、初めて投稿したエッセイ「テレビが子守屋さん」で主婦と生活社のコンテストで佳作をとったのが1965年。そして2005年以降は、毎日を彩るささやかな出来事をエッセイにしては投稿する日々。決して背伸びせず、等身大の自分や家族を描いたエッセイは多くの人々に優しさと希望を与えてきた。

建昌保育園の理事長、伊藤安男とそのスタッフが綴る、福祉への志と情熱

意志あるところに方法あり

-福祉・保育四十年の歩みの中で-

伊藤安男、社会福祉法人建昌福祉会幹部会 共著

1500円+税

ISBN978-4-902212-64-8

 

県内初の延長保育実施、高齢者とこどものふれあいの場の提供…。つねに地域とともに歩むことを考えた伊藤安男理事長と彼を支えたスタッフによる、福祉・保育の実践録。

サスペンスから時代小説まで、幅広いジャンルで楽しめる!

 
香妃の末裔
 波平由紀靖 著
1800円+税 上製本
ISBN978-4-902212-57-0 C0093

 

現代のエンターテイナー「中・近世文学大賞」優秀賞作家・波平由紀靖が紡ぐ短編集。綿密な取材、拡張高い文章、スリリングなストーリー展開で描きあげる選り抜きの8編。表題作の他に「遺稿」「星笛鯛」、推理小説「狂気の画廊」、時代小説「螳螂の斧」などを収録。
 
全国の書店からお取り寄せできます。

ろんど 第5号

 

ろんど文章教室

奄美市生涯学習「エッセイ・小説」講座

あさんてさーな文章教室 合同文集

定価 700円

 

文章教室開講10年記念号。

誰かに伝えたいことや書き残しておきたいこと、時には誰にも語れなかったことなど、仲間とともに書き続けてきました。

骨の鳴る音 

平 坊一 著

定価 1500円

ISBN978-4-902212-52-5

 

卒寿(数え年90歳)のエッセイスト

平坊一さんが書きつづった

従軍体験記。

エッフェル塔の値段

出水沢 聡子 著

定価 1700円

ISBN978-4-902212-47-1

 

留学なんてこわくない。

さつまジェンヌのパリ暮らし。

めくればパリの日常が見えてくる。

 

街医者がんばる

永井俊治 著

定価 1500円

ISBN978-4902212-51-8

 

高校時代から文芸部に身を置き、創作をつづけてきた著者の、透徹の眼差しとユーモア精神あふれる作品集は、人間観察とふるさと薩摩川内への、かぎりない愛着に満ちている。

南日本文学賞詩人、吉松美津子の第4作

 

 

詩とコラム 日曜の鍋

  著者 吉松三津子

定価 1000円

ISBN978-4-902212-50-1

 

 

地肌を忘れた 鍋の底を磨く

こそいで 落とすのは

何の欠片 落とした自分

無くした自信 涙も

 

 女の迷いを声にして、故郷再興の願いをコラムに書いた

南日本文学賞詩人、吉松美津子の第4作

 

城山ストアーを起こした池畠三二物語

 

 

信なくば立たず

  編・著 あさんてさーな編集部

  監 修出水沢藍子

  定価 1200円(1143円+税)

ISBN978-4902212-49-5

 

 家族がひとつ屋根で暮らせるようにと願って昭和40年代、降灰続く桜島から鹿児島に転居。

城山ストアーを起こした池畠三二、86年の生涯

 

南の地から東北・福島へ贈るエール!

 

 

土着と反逆 -吉野せいの文学について-

杉山 武子 著

定価 1500円

ISBN978-4-902212-48-8

 

開拓者魂よ、ふたたびよみがえれ!

百姓バッパ吉野せいの文学に迫る表題作(農民文学賞受賞)ほか、連載から20数年を経て、ここに結実する作品集。

 

自分だけがつらいわけではない。-障害児の母として-

 

あの笑顔を、もう一度

岩元 京子 著

定価1300円 

ISBN978-4-902212-45-7

 

障害児を持った母親の心情をまとめてみよう。それを読んで共感を持ったり、励みにしてくれたりする人もいるかもしれない。自らを勇気づけながらペンを取り、3年目にしてやっと書き上げることができました。

鹿児島の主要書店にて「週間ベストセラー」上位ランキング!!

 

ウナリ叢書 奄美新時代の女性たち 5

徳田秀子物語 『塩一升の女』

出水沢 藍子 著 

  定価1500円

ISBN978-4-902212-44-0 C0095

 

塩一升とは、「毎日塩を一升使うほどの繁栄」を意味し、秀子が嫁いだ徳田家の祖父が、義母マツに残した言葉である。終戦後の徳之島で空腹の幼少期を過ごした少女は、いつの日か「塩一升の女」になることを誓った。あれから60年、少女のたどった試練の道とは?

 

 

 

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鹿児島の福祉をリードする伊東父子の共著、30年の実践記録

 

『福祉の風景』

伊東安男・伊東理一郎 編著

定価1500円 

ISBN978-4902212-43-3 C0095

 

子どもたちと高齢者のふれあいの場を!

新しい福祉理念でうるおいと優しさをもたらし、地域に根ざす建昌福祉会。

伊東安男  鹿児島県社会福祉経営者協議会 会長

伊東理一郎 建昌菜の花保育園 園長

 

 

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